Y-3Y-3
Photo by Tone
 

2011.01.31

トーン(Photo by Tone)画像001

 
国内にとどまらず、世界を舞台に活躍する写真家、Photo by Tone。ジャーナリズム的な視点を大切にしながら、写真を通して真のストーリーを伝え、オリジナリティ溢れる作品を次々に世に送り出している。決してトレンドのスタイルに流されず、常に自分のスタイルを貫く姿は多くのファンを虜にしている。ドイツの撮影から帰国したばかりの多忙なPhoto by Toneのスタジオで、彼のポートレートを撮影すると共に、インタビューを実現させた。
 
 
Universe:写真を始めたきっかけは?
 
Tone:写真を始めたのは2005年。始めはストリートでたくさん写真を撮っていたよ。きっかけは、当時自分の人生の中である出来事が起こり、僕はすごく落ち込んでいたんだ。その時に写真を始め、写真を撮るうちに自分の気持ちも楽になってきて、辛いことを忘れるようになったんだ。
 
Universe:どのようにして自分のスタイルを確立しましたか?
 
トーン(Photo by Tone)画像002
 
Tone:僕のスタイルはドキュメンタリーだけど、ジャーナリズムの視点を持っていると思う。独学で写真を勉強したから、写真の学校にも行ってないんだ。とにかく写真撮影することに夢中になっていた。始めは、ストリートやイベント等でたくさん写真を撮っていた。そうしているうちに、雑誌関係者やブランド経営者に出会い、雑誌の仕事やブランドのカタログ等を撮影する経験をした。共通して言えることは、いつでもジャーナリズム的なアプローチができる作品を目指していたことだと思う。
 
Universe:あなたはたくさんのクラブや業界パーティーに通っていますが、何がきっかけでクラブキッズやテイストメーカー達を撮影することに興味をもちましたか?
 
Tone:実際は、テイストメーカー達を撮影しようとは思っていなかったんだ。誰がテイストメーカーかも分からないレベルからスタートしたからね。でも、僕にとってクラブで撮影する魅力は、エネルギー、スタイル、カラー、そして、彼ら達のライフスタイルだった。大半は、僕よりも若いし、僕が彼らと同じ歳だった時は、同じような経験をしていなかったから、彼らの全てに興味を持ったんだ。
 
 
 
Universe:写真以外に映像もやってますが、写真とビデオの共通点と相違点は何ですか?
 
Tone:共通点といえば、僕の写真は、シネマ的な要素から構成されていると思う。幼少時代から映画が大好きだったから、仕上がってくる写真は、どこかしら動画でなくても、動画のように見えてくるのだと思う。相違点は、どのようにストーリーを伝えるかだと思う。また、モノや人の動きは、写真と映像では、全く違う時の流れを映しだしている。両方ともパワフルにストーリーを伝える役割をしているところは共通だね。
 
Universe:過去に撮影したアーティストは?
 
Tone:Guru、The Roots、 50 cent、 Showbiz、AG、 Raphael Saadiq等。特に、Raphael Saadiqとは、2年程仕事させてもらっている。彼のツアー時に同行して、僕の好きなようにドキュメンタリー的な作品を撮らせてもらっている。僕の写真のスタイルが、Raphael Saadiqのスタイルと合っている、と関係者は言ってくれるんだ。嬉しいことだよ。
 
 
 
トーン(Photo by Tone)画像003
 
Universe:今まで撮りおろした作品の中で一番気に入っている作品はどれですか?
 
Tone:最近LAで撮影したRaphael Saadiqと彼の仲間の写真だな。ポーズとか決めるのではなく、ただ、僕がRaphael Saadiqと彼のマネージャー、グラッフィックデザイナー、そして、バンドのメンバー達とハングアウトしているシーンのドキュメンタリースタイルだ。みんなそれぞれ素晴らしい人達だったから、貴重な時間を過ごすことができたんだ。LAに長期滞在して撮影したのは初めてだったし、撮り方もいつものスタイルと少し変えてみた。通常僕は、撮影後に写真を色抜きすることが多いんだけど、LAで撮影した写真は、色が白色を含まず濃く仕上がるように工夫してみた、その結果いい作品ができたと思う。
 
Universe:Raphael Saadiqと仕事するきっかけは?
 
Tone:あるパーティーで、今のジェネラルマネージャーであるLaurenに出会ったんだ。その時彼女は、ソニーミュージックでRaphael Saadiqのプロダクトマネージャーとして働いていた。そこで彼女に写真を見せ、彼女は僕のスタイルを気に入ってくれたんだ。それから、Raphael Saadiqと仕事する機会を与えてくれたんだよ。彼とは2年近く仕事しているし、特に2008年にリリースしたアルバム、『The Way I see It』用にたくさん仕事したのも覚えてる。素晴らしい経験だよ。
 
Universe:では最後に、今後の予定は?
 
Tone:Raphael Saadiqの新しいアルバム用の写真撮影やビデオ撮影。Rocky Businessというブルックリンベースのアーティストのビデオ撮影が後3つ残っている。その他、ドイツで2番目に大きいユニセックスブランド、MAZINEのルックブック撮影のために、最近ドイツから戻ってきたんだけど、キャンペーン撮影のために、ジャマイカ、メキシコ、キューバでも写真とビデオ撮影を予定しているよ。旅行するのが好きだし、海外に出るともっと自分の人生のことを学んだり、写真やビデオのスタイルも変わってきて勉強になるよ。
 
トーン(Photo by Tone)画像003
 
トーン(Photo by Tone)画像003
 
フォト・バイ・トーン(Photo by Tone)画像005
 
フォト・バイ・トーン(Photo by Tone)画像006
 
 
 
Interview&Text: Mimi Tamaoki
Photo: Laneezy


DATE : 01.31.2011 | CATEGORY : CULTURE

635pxライン画像

    1. 10.13.2012 by Maurizio

      This is a neat summary. Thanks for sanhrig!

    2. 03.07.2014 by Wictor

      That’s a cunning answer to a chnglenliag question

THROWBACK