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Upcoming Artist from Brooklyn – Lichiban
 

2011.02.10

今回紹介するLichiban(リチバン)は、ビジュアルアーティスト、イラストレーター、アートディレクター、グラフィックデザイナーと多分野に渡り才能を発揮する表現者だ。またそれらの作品だけではなく、彼女の目線から見たブルックリンシーンを綴ったブログも、人気ブログの一つである。現在はカスタムトーイのプロジェクトを進行中。一つのアートの枠にこだわらず、様々なアートフォームで、彼女のアートワールドを築き上げている。

 

 

 

Universe:アートを始めたきっかけは?
 
Lichiban:幼少時代から、アートは自分のパッションだったの。いつもスケッチブックを持っていたり、絵を描くのが大好きだった。でも大学では、特にアートを勉強したのではなく、スーフィズム(イスラム神秘主義)とその言語を学び、スピリチュアリティに魅了されて世界中を旅したわ。だけど、段々とアートをやりたいという気持ちが大きくなってきて、4年前から真剣にまたアートをやっていこうと決めたの。今思えば、自分の人生にとってアートが大切なものだと気づいて良かったわ。
 
Universe:アートに対するあなたのインピレーションは?
 
Lichiban:幼少時代に色々な国の民話を聞いて育ったり、いつも他の国のカルチャーや宗教、神話、スピリチュアリティ、神秘主義、イスラム、チベット、仏教、神道に興味を持っていたの。これらは、私のアートへのインスピレショーンの大半を占めていると思うわ。また、子供の時に夢中になっていた漫画本やアニメもインスピレーションの一つ。きっと、アメリカや日本で育った環境と私の育った環境は、すっごい違うと思うわ。私は、共産主義のカルチャーで育ったから。あとは猫!猫は私のパワーアニマル(※1)であり、自分を守ってくれる存在でもあるから、私の絵や作品に、たくさんの猫が登場しているの。
 
※1パワーアニマル
動物の姿をとっている霊的な守護存在のことを指す。
 
Universe:あなたはたくさんの旅をしていますが、どこに行ったことがありますか?
また、好きな場所はどこですか?
 
Lichiban:イタリア、ドイツ、ロンドン、インド、トルコ、北アフリカに行ったことがあるわ。訪れた地の民芸品を集めているの。好きな場所は、今いるNY。私はハンガリーで生まれたけど、自分のことをNomad(遊牧民)と呼んでいるの。自分の家は、移動する全ての場所だという感覚を持っていて、どの場所でも自分の住みやすい環境にすることはできるし、自分は、一つの国をレペゼンするのではく、宇宙全てをレペゼンしていると信じているから。モロッコに旅した時、夕食に招待された家では、孫のように可愛がられ、親近感が湧いたこともあったし、インドに行った時も同じ経験をしたわ。こういう人との繋がりがすっごい好きなの。
 
Universe :あなたのアートを一つの言葉で表現すると、何ですか?
 
Lichiban:「神秘的で、シュールなポップ」。3つの言葉だけど、これが私のアートを表現しているわ。幼い時からシュールにインスパイアされていた。10代の時は、幻想的なストーリーを見ていたし、ファンタジーなアートが大好きだった。シュールな内容のストーリーは、その中にスピリチュアルで寓意的な表現が含まれているから、それがいつも神秘的だと思っていたわ。ポップという言葉は、私のアートの種類を意味しているの。
 
Universe:あなたのアートを通して、どんなメッセージを世界へ送りたいですか?
 
Lichiban:幼少時代に自分の中に秘めていたエネルギーを、アートを通して表現すること。17歳の時から瞑想していて、自分のエネルギーの強さを感じたことがあるの。宗教的方面から、エネルギーを見いだそうと思い、スーフィズム(イスラム神秘主義)を勉強したこともあったけど、アートに入りこんでいくうちに、自分の作品を通して、様々な自分に秘めているエネルギーを表現できることに気づいたの。作品の内容は、愛のエネルギー、男女関係のバランス、スピリチュアリティだったりと、たくさんあるけど、私のアートを通して、他の人も彼らに秘めたエネルギーや、心の平穏を感じてほしいと願っているわ。
 
Universe:どのくらい今の家に住んでいますか?あなたにとって、「生活する空間」とは何ですか?
 
Lichiban:2010年の2月から住んでいるわ。
「生活する空間」とは、自分が瞑想できる場であること。
私の家のリビングルーム、オフィス、ベッドルームは、三角形の位置にあり、瞑想できる環境作りにしたの。リビングルームのレッド系のオレンジの壁は、慎重に色を選んだわ。この色は、エネルギーを与える力を持っていて、ここで瞑想すると、心身の静寂を取り戻したり、エネルギーを得ることができるの。私は例え半年しか滞在しなくても、壁の色を塗ったり、生活しやすい環境作りをしているわ。部屋にあるクラフトやアート作品も全て持って移動するから、引っ越しのヘルプをしてくれた友達があまりの私の荷物の多さに怒っていたこともあったわ。
 
 
Universe:家の中で大切なものを3つ選ぶとすると何ですか?
 
Lichiban:難しい質問ね。全てここにあるアイテムには歴史があるし、いくつかは、友達が作ってくれた物もあるのよ。でも3つ選ぶとしたら、一番始めはハードドライブね。私の命だわ。残りの2つは、リビングルームに飾ってあるペインティングだわ。
 
 
Lichiban
 
 
 
Interview & Text:Mimi Tamaoki
Photo:Mari J Brooklyn
 

 


DATE : 02.10.2011 | CATEGORY : CULTURE

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    1. 02.19.2011 by kimberly

      your good

    2. 03.05.2011 by Mike Mai

      oh man, i need to learn japanese. :)

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