「僕にとってBMXはこうでなきゃってのがあるから、そこに辿り着いて、さらにそこを超えるまで辞めるつもりはないよ。 」
— 自身のBMXライディングの特徴やセールスポイントは?
常に、期待を超えるライディングをすることだね。最高のものを常に求めたい。僕にとってBMXはこうでなきゃってのがあるから、そこに辿り着いて、さらにそこを超えるまで辞めるつもりはないよ。
— エクストリームスポーツアスリートに怪我はつきものだと思いますが、大きなけがをしたことは?
あざやキズは沢山あるけど大怪我はないかな。体が資本だから実際に挑戦する前によく考えて沢山練習をするようにしてる。怪我をしない為に頭で考えて、想像してその通りに体を動かす訓練をしないといけないんだ。あの偉大なマイケルジョーダンだってただ普通にしていて素晴らしいプレーヤーになったんじゃなくて、やっぱり誰よりも練習し、努力していたからなんだ。本当に彼を尊敬しているよ。ベストを求めるならそれだけ努力が必要だってことさ。練習も必要だけど、大きい怪我に縁がないことは、本当に恵まれてると思うよ。
— 最近はVMAでPharrell Williamsとレッドカーペットをライディングしていましたが、
あれはどういう流れだったのですか?
Pharrellは昔からBMXに乗っていたし、僕もそれをみて育ったといっても過言じゃない。彼も僕のライディングを見てくれてたしね。僕がMiracle Bikesを去ることになって、その流れでPharrellと一緒にBrooklyn Machine Worksを始めようってことになったんだ。そのアナウンスも含めて何か面白いことできないかって。僕たちはいつも誰も予想のつかないことをしてみんなを驚かしたいと思ってるし。誰一人として25人ものBMXライダーがVMAのレッドカーペットをライディングするなんて想像してなかったでしょ?しかも誰もが知ってるあのスーパークリエイターのPharrellとね。あのVMAでのライディングは本当に実現するなんて思わなかったよ。New Yorkで育った僕にとって、Brooklynのあの新しいBarclay Centerでできたってことが本当に感動的で最高の瞬間だった。あの時のことを話してくれる人が未だにいるし。ライトがかなり眩しかったけど(笑)。ちなみに僕のシグネチャーフレームなどが近々出る予定だよ!
Animal Bikesライダー:左からTom White.、Mark Gralla、Nigel Sylvester.、Ben Lewis、Jeff Kocsis、Tyrone Williams
— BMXに出会って人生が変わりましたか?
もちろんだよ。ほとんどの人が経験しないであろうことをBMXのおかげで経験出来た。BMXは人生において良いこと、悪いこと教えてくれたよ。とても感謝してる。やっぱりBMXを愛しているし、これからも僕の人生を変え続けてくれると信じているよ。
— 最後に日本のファンへメッセージを。
Wassup!!本当に僕を迎え入れてくれてありがとう。僕からのメッセージとしては、もっともっと海外に出て自分の視野を広げたらいいと思うよ。BMXライダーだけじゃなくすべての人に言えることだと思う。海外に実際に住んでた人はわかると思うけど、海外に出る前と出た後と考え方が全く違うし、自分が今まで全く知らなかったところに踏み込んで友達を作るってとても素晴らしいことだよ!
撮影協力:
FUNNY'S BIKE CUSTOM SERVICE
TEL&FAX:042-595-7274
東京都立川市錦町4-4-1第二寿マンション1F
競技用自転車の製作から、アンティークやヴィンテージと呼ばれる自転車の修復作業など多岐に渡る自転車の特殊な作業を得意とするカスタムショップ。オーナー自身がプロのBMXライダーでもありロード、トラック、MTBなどの様々な自転車のレース経験も有るので、ライダー達にとっても頼れるショップ。
Special Thanks to
Masaki Hayasi (www.ride2rock.jp)
Kaoru Maruya (Funny's BIKE CUSTOM SERVICE)
Phots by cherry chill will
Interview & Text by Miyu
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