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Generation of Dreamers Special Interview with VIKN
 

2014.05.21



今アジア各国から注目を集めているHIP HOPアーティスト “VIKN”にインタビュー。



新たなスタイルで王道ジャパニーズ・ヒップホップを発信するTETRAD THE GANG OF FOUR や、BIONIC BOYZ などの活動を始め、様々なアーティストとコラボレーションし、国内外問わず活躍の場を広げているラッパー “VIKN”。そんな彼が、今アジアのメディアから注目を集めている。この春訪れた韓国で受けた、3つのストリートカルチャーメディアからインタビューを受けた内容や、香港滞在中に感じた “アジア” の現状を語ってくれた。





ー今回、韓国と香港に行かれた経緯を教えて下さいー



音楽活動の一環として韓国と香港に行く用事があったのと、今プロモーションに関わっている “IMPORT EXPORT”というアパレルブランドのPRも兼ねて行きました。このブランドは、A$AP ROCKYも愛用していることで知られていますが、昨年 BOUNTY HUNTER とコラボしたスナップバックの人気が韓国にも飛び火して、限定200個 (黒100・白100)のナンバー入りを発売することになったので、そのPRに呼ばれたことが重なって、それが韓国メディアの目にとまり、インタビューを受けることになりました。





ー韓国のカルチャー系のメディアはどんな印象でしたかー



韓国は今、音楽やファッション、サブカルチャーを扱う雑誌やWEBマガジンが充実しているみたいです。色々広げてくれる可能性があるというか。日本みたいに、少ない椅子を取り合うような環境ではなく、可能性を見いだす方に重点を置いて、メディアが動いている感じが見受けられました。もちろんビジネスは大切ですけど、現在の日本のカルチャー誌はビジネス色が強くなりすぎているのではと感じてます。









ーインタビューを受けて、印象に残っていることはどんなことですかー



今回3つの媒体からインタビューを受けて、3つとも聞かれたのが、“日本のファッション、漫画、アニメは世界に大きな影響を与えていますが、音楽に関しては、どんなものを発信しているか分からないので、教えて下さい” と言われました。ふと思うと、世界で “音楽” に携わって活躍している日本人の方たちはたくさんいるでしょうけど、“日本のミュージック”って、世界から見たらまだまだ知られていないんだと思うと寂しいですよね。



現在、世界的に活躍している韓国のアーティストって、実はけっこういて、彼ら彼女らは、アメリカはもちろんヨーロッパ、東南アジアにも多くのファンがいるんです。日本って “良い素材” を持っているはずなのに、世界へ発信するという面では、遅れているのかなって感じました。





韓国、香港の音楽事情で感じたことを教えて下さいー



韓国は国策として、芸能や音楽をバックアップしているので、タレントや音楽アーティストに対し、メディアの取り組み方の勢いが凄いなと感じました。それと僕が行った時は、トップ10に入っている曲のほとんどがダンスミュージックで、そこにラップが絡む “ポップ ラップ” のようなスタイルの楽曲が特に人気のようで、若い世代の音楽に対する “ノリ” がびっくりするくらい良くて、ちょっとカルチャーショックを受けました。



しかし、韓国にいる知人に聞くと、アンダーグラウンドで活躍しているHIP HOPアーティストは、日本ほどいないらしく、日本の方がカルチャーを掘り下げて、しっかりとプロセスを築いてやっているって印象みたいです。



それと、韓国ってレコードストアが全然無いみたいで、ラッパーやDJの文化が日本とは違うみたいですね。日本はディグする文化があるから、興味もったことを掘り下げたり、リスペクトして何らかの表現に繋げたり、このひとつのHIP HOPという文化に対して歴史をちゃんと築いているんですよね。それって、すごく誇れる事だと思うんです。



日本では、お客さんも聴く側としての耳が肥えているので、アンダーグラウンドはアンダーグラウンドで、土壌がちゃんと出来上がっているんだと思います。









ーファッション面ではいかがでしたかー



音楽とファッションって精通している部分があると思うんですけど、香港のとあるショップで店員さんと会話した時、Supreme、STUSSYとか置いてあるお店なのに、HIP HOPのこと全然知らない店員さんで、話が噛み合なかったことがありました (笑)。僕が “IMPORT EXPORT” の話をした時も、“A$AP ROCKYって誰?”みたいなリアクションしたりして、説明したらなんとなく理解していた様子でしたけど (笑)。その点、日本ではそういうことってあまりないのかなと。

ただ、香港に行った際に、HYPEBEASTのオフィスでミーティングさせてもらったんですが、オフィスの大きさとスタッフの多さ、そして仕事っぷりに驚かされました。





ー現在、VIKNさんが気になるアーティストを教えて下さいー



韓国のHIP HOPアーティストで、DOK2 (ドウキー)とOkasian (オケイション)です。まだちらっとしか聴いてないですけど、独特の雰囲気があっていい感じでしたね。









ーVIKNさんがこれまで見てこられたアジアのクラブの印象はー



韓国、香港、タイのクラブシーンは勢いがあって面白いですよ。お店の演出もこだわっているし、お洒落な大人たちが楽しむ場としての空間がちゃんと成り立っている印象を受けました。



クラブにも色々な種類がありますが、みんなとにかく踊るし、シンプルに楽しんでいる様に感じました。日本の場合ヒップホップに関して言えば、日本の人はディグ力に長けている人が多いから、楽しみ方がより深いと思います。





ー今後、アジアへ向けて挑戦したいことはありますかー



音楽もブランドも、インポート(輸入)だけに頼らずエクスポート(輸出)していきたいです。





コチラが韓国で発売されたIMPORT EXPORT限定キャップ。





限定200個 (黒100・白100)のナンバー入り。





■IMPORTxEXPORT INFO:

Import Export Facebook
Twitter @importxexport
Instagram @import_export

 



インタビューを受けた韓国発のカルチャー誌。









他にも取材を受けた韓国発のカルチャーメディアのインタビューページはコチラ→ Musinsa Magazine インタビューSyoff Magazineインタビュー

 





■告知情報:
DABO,YAKKO,DJ SAAT,VIKN PRESENTS "1TRAIN" MIX" TAPEが発売中。1&10スタジオのMIXテープが発売予定。また、NIPPSとBiz Markieとタイに行った時に撮影されたPV"YABA"が近日公開となるので、こちらもお楽しみに!



ツアー:

5月30日 (金):那覇 1 Train Tour
6月13日 (金):熊谷 1 Train Tour
6月21日 (土):タイのバンコクにてNIPPS,VIKNライブ


Photo by Ricky Powell


■VIKN:
TETRAD THE GANG OF FOURのメンバー 自身のMixTape『THE 6 MILLION DOLLAR MAN』や、DJ WATARAIとタッグを組んだ『Bionic Boyz』をBIG¥EN ENT.からリリース。そして、2013年にHirOshimaと、B-Moneyをエグゼクティブ・プロデューサーに迎えた1stアルバム『CAPITAL』をリリースし、ジャケットワークにRicky PowellとMoshを掛け合わせ、トータルで新たなスタイルを提示。2014年はDABO、YAKKO、DJ SAATとミックスTAPE 『1TRAIN』をリリースし、現在全国ツアー中 。

Twitter @IamVikn
Instagram @IamVikn

 

 

 



DATE : 05.21.2014 | CATEGORY : INTERVIEW

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