NY発の人気ファッションブランド マーク ジェイコブスが手掛けるブックストア“BOOKMARC”が日本初上陸。その注目の“BOOKMARC東京”をクローズアップ。
BOOKMARC(ブックマーク)を作るきっかけとなったのは、NYのウエストビレッジにある老舗の書店が閉店するというニュース。このニュースを聞いたファションデザイナーのMARC JACOBS (マーク・ジェイコブス)は、すぐさま立ち上がり書店をそのまま引き継ぐよう動き出した。本に対して並々ならぬ情熱をもっているマークは、扱う本を厳選し、新たにスタイリッシュでキャッチーな小物なども揃え、MARC JACOBSブランドのインスピレーション源を表現する“BOOKMARC”としてオープンさせたのが始まり。写真、アート、詩集、ファッションや音楽など幅広いジャンルから厳選された書籍を中心に、遊び心のあるグッズなども取り揃う店内はまさにインスピレーションの宝庫! 今回は特別にBOOKMARC東京についてプロジェクトマネージャーへインタビュー。
BOOKMARCの魅力について教えて下さい。
他にはない独特の本のセレクトはもちろん、遊び心のあるユニークな小物も取り揃えているので、ただ見るという視覚的な楽しみ方だけではなく、訪れるお客様のライフスタイルそのものがより豊かになるような店作りが魅力かと思います。
今やインターネットで様々な情報や映像を得ることが当たり前となっていますが、実際に本を手に取り、写真の美しさや言葉の奥深さ、また本の装丁、レイアウトの魅力など本の素晴らしさを再認識しその場で購入できる場所を提供したいという願いがこの“BOOKMARC”に込められています。
東京で特にこだわっているところはありますか。
ニューヨークの本店は元々ある書店をそのまま活かした作りになっているので、同じように“地元の本屋さん”というようなローカルな雰囲気にこだわり、本棚や中央に配置したテーブルには温かみのある素材を使い、訪れたお客様が落ち着いて本を選べるようにこだわりました。
本のラインナップについて教えて下さい。
洋書、和書、またビンテージの本や、世界的に希少価値のある本などがあります。ジャンルも様々で写真集やアートブック、自伝、詩集、ファッションや音楽に関する本もありますし、インテリアの本や料理の本、そして絵本も取り揃えているのでご家族で来ていただいても楽しめるかと思います。
本の見せ方についてこだわっているところなどありますか。
本の配置はジャンルで分けているコーナーもありますが、表紙や背表紙、または裏表紙といったその本の“顔”となる部分を組み合わせて、1冊1冊が活きてくるようなレイアウトを心掛けています。なので、自分の欲しいジャンルの本以外にも興味をもっていただけたら嬉しいですね。是非BOOKMARCで本との“出会い”を楽しんでいただきたいです。
グラフィックアーティストCraig”KR”Costello(クレイグ・KR・コステロ)がプロデュースするインク&マーカーのブランド“KRINK(クリンク)”と BOOKMARCのコラボレーションアイテム。
店内には、実際に描いてみることができるスケッチブックが置いてあるので、気になる色をチェックすることも出来る。
画像左(細いペン)より¥1,365(Tax in)、¥2,520(Tax in)、¥1,575(Tax in)
子供向けの本は、子供の目線に合わせ見やすいようにレイアウトしているところもまた嬉しい。
ガラス戸で仕切られたこちらのコーナーは希少価値の高いヴィンテージの本や入手困難な本が並ぶ。
東京限定商品のバックパックとTシャツ。BOOKMARCがあるニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ロンドンでは各国の国旗をイメージしたデザインとなっているが、日本のデザインは日の丸ではなく、常に新しいカルチャーを世界へ発信している“TOKYO”をイメージし、ユニークな色合いのグラデーションやあえてロゴをランダムに配置したデザインとなっている。
バックパック¥19,950(Tax in)、Tシャツ¥7,350(Tax in)
東京とニューヨークの街が対面に描かれたノートブック。黒のノートブックはBOOKMARC東京オープン記念として作られたもので、赤いノートブックは通常に販売されているタイプ。プレゼントなどにも喜ばれそう。
ノート各¥2,520(Tax in)
インパクトのあるメッセージが書かれたメッセージカード。大人だからこそ許されるちょっとした遊び心のあるアイテム。
画像左より¥1,260(Tax in)、¥1,050(Tax in)、¥1,050(Tax in)
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