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DJ SOULJAH 1st ALBUM “BE MY GUEST” SPECIAL INTERVIEW
 

2014.12.26

  • DJ SOULJAH 1st Album “BE MY GUEST” Special Interview


記念すべき1stアルバムとなる 『BE MY GUEST』を満を持してリリースした DJ SOULJAHにスペシャルインタビューを敢行。自身の思いが詰まったアルバムの制作秘話や苦労話を、参加アーティストである “Tarantula”、“Akeem The Dream”、“ERA”、“Jinmenusagi” と共に語っていただいた。


 


まず初めに12月3日に発売された自身初となるアルバムをリリースした気持ちを率直にお聞かせください。

DJ SOULJAH (DJ ソルジャー):もちろん嬉しいです!最終的な参加アーティストが決まってきたのが、昨年末から今年の初めで、アルバム自体の構想を練り出したのが、3、4年前なので、ようやくリリース出来たって気持ちが大きいですね。

ファンの皆さんも待ちに待っていた一枚ですからね。

DJ SOULJAH:そう言っていただけると嬉しいですね。

今作のリリースまで、長い道のりと感じたことなどを具体的に聞かせていただけますか?

DJ SOULJAH:そうですね、参加していただいたアーティストが多いので、やっぱりスケジューリングが大変でした。それと、発売日を決めてから逆算して製作を進めていたので、その限られた時間の中で最大限出来る限りのことの具現化を目指したことですかね。

自身が感じる今の満足度は?

DJ SOULJAH:60%位ですかね (一同笑い)

あとの40%は?(笑)

一同:本当ですよね (笑)

DJ Souljah:いや不満じゃないんです (笑)。というよりは、僕にとっても初めての経験だったので、もしかしたら「もっとこうやった方が良かったのかな?」といった具合に、完成してから気づくこともあったという意味です。リリースできた時点で50は確実に超えているんで。そして、力を貸してくれた皆んなのお陰で10を足して、あとはもっと自分が成長できるなという部分が見えたので、そこですね。それをどこまで100に近づけることが出来るかが今後の自分への課題だと思っています。なので、アルバムではなく自分自身がという意味の60%です。



  • ERA
    ERA


皆さんは完成したアルバムを聞いてどのような印象をお持ちでしたか?

Era (エラ):メジャー感があって凄いなと思うのと、強いメッセージ性がアルバム通して感じることができる作品だなと思いました。

Tarantula (タランチュラ):やっぱり組み合わせの妙に尽きると思います。今までこういう事をしてきた人は居なかったんじゃないかなって。僕自身Souljahとはこの中で一番付き合いが長いと思うんですけど、まだ彼が日本に帰ってくる前から「こんなこと事がしたいんだ」って話が出た時から色々聞いていたのも踏まえ、今回のアルバムはDJならではの人選かなって感じていました。いわゆる派閥やしがらみみたいなものを取っぱらっている点ですね。なので、Souljahがやったことに共感している彼のフォロワーには、これくらいやらなきゃ面白くないなという意味で、彼がハードル上げてしまったなと思います。

クルー感を出してアルバムを作っている人は沢山居るけど、一DJとしてフラットに人選が出来ているのを素晴らしいと思うし、そこに自分を選んでもらえたのも光栄だと思っています。今後は、彼のアルバムに呼ばれたいって人も増えるんじゃないかな。

お二人のお付き合いはどの位になるんですか?

Tarantula:NYからなんで、もう15年以上になりますね。

Akeem The Dream (アキーム ザ ドリーム):僕は、Funk Master Flexであったり海外の有名DJの方が出すアルバムの日本バージョンって感じがして凄く楽しかったです。Tarantula君が言ったことを重複するかもしれないですけど、この手のアルバムのひとつの基準を作ったよねって思います。

Jinmen Usagi (ジンメンウサギ):日本のHip Hopが、今こういう事になっているっていうのを、分かりやすく世界に発信できる作りになってるって思っています。それが出来るのは、Souljahさんの目線とキャリアが有ってこそだと、全編を聴いた時に思いました。

DJ Souljah:結構恥ずかしい感じだね! (笑)。一緒に作った皆んなの意見を聞くというのは (笑)。

Akeem The Dream:でもこのタイプのDJによるアルバムって、実際日本で今までありましたっけ?あんまり思い出せないですよね。

今回のアルバムタイトル『BE MY GUEST』にはどのような思いが込められていますか?

DJ Souljah:まず、もともと自分のレーベルが“PRIMECUTS (プライムカッツ)”って名前で。それは、お肉の良い部分って意味と、DJの“カット”いわゆるスクラッチを掛けていて、今回Tarantulaが歌っているうちらの先輩 (DJ HIRO)が付けてくれたレーベル名なんです。それをもじった物を、例えば自分のラジオ番組とかに付けていたりして、自分自身のブランディングの軸になっているんですね。そんな中それに近しき物をアルバムの中でやろうかなって思い、良い意味合いの言葉を探してたんです。それで、よく映画とかでも出てくる言葉である『BE MY GUEST』が、色んな意味で召し上がれ的な部分もあるし、こちらから声を掛けて呼んでいるゲストって部分の意味合いに重なるので、ちょっと温めつつアルバムタイトルにしました。

アルバムのコンセプトって意味ではいかがですか?

DJ Souljah:コンセプトって意味では、まず驚きを作りたいなと思っていました。この人選や組み合わせを見た時になんて思うかな?みたいな所だったり、色んな引っかかりどこを作りたいと思っていました。それで、聴いてもらった時にもまた、トラックとのバランスであったりと何回も驚いてもらいたいというのが、今回自分の中で念頭にありました。

参加アーティストの名前をみると、かなりの面子が名を連ねていますが、これはどういった基準で選出したのですか?ソルジャーさんの一存で?

DJ Souljah:基本的にはそうですね。僕自身、先ほどの話にも出てた、派閥や関係性などがよく分かっている方ではないので、僕自身がアーティストの作品を聴いたり、そのアーティストがさらにおすすめするアーティストを紹介してもらうなどして判断しました。ここにいる、Era君とJinmen Usagi君は正にそうです。一緒にやりたいと思っていた環ROY君にEra君を紹介してもらい、この組み合わせで曲を作ったら面白いんじゃないかみたいな感じで。Tarantulaは昔から知っているので、いずれ今回みたいな事をやる時には声をかけたいなと思っていました。Akeem君の場合は、僕がNYから帰ってきたタイミングでグループを結成していまして、そのメンバーが僕的に凄くフレッシュに刺さったので。あとは、いま海外ではファッションアイコンとなる人達がやっているラップが流行っていたりもするので、面白いなと思い声を掛けさせてもらいました。Jinmen君は、DJ Yanatake君が推しいてるアーティストが居るっていうのを聞いていて、またそれとは別でフリースタイルのオンエアを聴いていたので、情報が一致して是非一緒に演れないかなということで彼の曲をディグっていた時に、SALUとだったら合うんじゃないかなと思いオファーしました。



  • Akeem-The-Dream_
    Akeem The Dream


皆さんは、お声が掛かった時はどんな気持ちでしたか?

Era:単純に嬉しかったです。自分の関わらせてもらった曲で一緒にやっている鎮座Dopenessさんとかは、ずっと一緒に演ってみたいなとは思っていましたけど、自分ではコンタクトの取り方が分からなかったりするじゃないですか。でもこういった機会を与えてもらったから嬉しかったですね。

Tarantulaさんは?

Tarantula:僕はですね、震災があった2日か3日後位にSouljahと原宿でお茶を飲んでいまして、その時SouljahはNYから拠点を日本に移すか決めかねている時だったんですね。そのタイミングの中アルバムを作りたいって思いがあり、すでに、俺とレゲエのアーティストを絡ませたいって話が出ていたんです。そんな話がありつつ。今回、僕自身も大好きなJ-Rexxxと一緒に哀愁系の曲を作るってテーマ有りきで話も決まっていた中、以前一緒に曲をやったことがあるUnderslow JamsのYoshiroも加わるということで、願ったり叶ったりでした。プラス、曲の内容も僕らの先輩の追悼曲だったから、喜びの反面いい曲に仕上げないとまずいなっていうプレッシャーもありましたね。アルバムの中でもブルースな曲は僕らのだけだったから、目立てて嬉しいなとも思いました(笑)。

Akeem The Dream:90年代からの活躍ぶりを知っていたり、見ていたので、ようやく一緒に楽曲制作が出来る機会を与えて貰えたのが嬉しかったです。それが一番ですね。

Jinmen Usagi:僕は、「マジか!」っていうのが第一印象でした (笑)。「あれ?話の規模感が今までとは違うな」みたいな。言っても僕はまだ駆け出しだと自分では思っているので。

Akeem The Dream:でもすでに6枚出してるんでしょ?(笑)。

Jinmen Usagi:一応4枚は(笑)。ただこの4枚は人知れずリリースしてきた感じがあったんで、今回お話を頂いた時は「ようやくでっかい仕事が来たな」って。嬉しくもありつつ、その反面ミスれないってプレッシャーもありました。

Akeem The Dream:これだけの面子が集まっているので、頑張んなきゃっていうのは絶対ありますよね。

Tarantula:僕は最後の最後まで誰が参加しているっていうのは、全然知らなかったです。

Akeem The Dream:僕らはプロモーションが始まってから録ったので、誰が参加するかは大体分かっていたんですよ。

Tarantula:身内なのにそういった情報は、完全にシャットアウトされていたので、教えてくれないのかよってちょっとイラっとしてました (笑)。「最近は情報社会だから、そういうのって身内から漏れちゃう」って。「CLUBに来た」は先行シングルで発売されたので、その時にERA君とかが参加してるのとかも知ったし。

Akeem The Dream:この曲だけ変って思われちゃったら嫌ですよね (笑)

Jinmen Usagi:僕も自分の曲しか知らなかったです。

ERA:シングルリリース一曲目はILMARIさんとAKLOさんの「Believe That」でしたよね。

Tarantula:そうそう。だから先行シングルくらいだよね。アルバムの並びとかは全く知らなかった。

DJ Souljah:発売の2週間前から情報公開していたんですけど、そこでようやく皆んなは客演した人以外に誰が参加しているってのを知った感じだと思います。

Tarantula:マネージメントサイドからリリースパーティのスケジュールを押さえて下さいって言われた時に、こういう出演者なんだって感じでしたよ (笑)。でも名前だけなので、誰がどの曲をやっているとかは分からなかったんで、自分で勝手に予想を立てていました (笑)。

Akeem The Dream:一枚目のシングルがあれだけのメンバーだったから、全体的なトーンも決まったような気がするんですよね。

 


 

 


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DATE : 12.26.2014 | CATEGORY : MUSIC

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