Y-3Y-3
DJ SOULJAH 1st ALBUM “BE MY GUEST” SPECIAL INTERVIEW
 

2014.12.26


  • Akeem The Dream
    Akeem The Dream


「中途半端に人が多いコンピレーションアルバムみたいにはならない様、気を使いました。」

 


制作を進めるにあたってのエピソードがあれば聞かせてください。

DJ Souljah:
各々曲によってあるんですけど、曲調によってやっぱりテンションは違いましたね。例えば「CLUBに来た」なんかは、ストーリー性だけは崩さないように楽しくやっていました。終始ニヤニヤしていましたね (笑)。出来るだけレコーディングの雰囲気を曲に反映させました。

Akeem The Dream:皆さんその場で詞を書いたんですか?

DJ Souljah:一回打ち合わせでコンセプトを決めて書いて来てもらいました。レコーディングが進んでいくうちに、次に掛け合いを作ろうってことになって、その時はスタジオで最終的に話のオチをここに持っていこうって感じで。

Tarantulaとの曲はシリアスな曲なので、分かりやすくメッセージが伝わるようにしたいとか意見をいいあったりして、真面目な雰囲気で進んでいきましたね。曲のテーマが志半ばで居なくなってしまった人達の曲なので、プリプロ(仮歌を入れる状態)の段階で既にいい意味で完成されてしまっていたので、言葉のチョイスなども、もっと分かりやすくシンプルにして欲しいっていうのはリクエストさせてもらいました。

Tarantula:「ラップが上手いことをアピールして欲しい曲じゃないから」って言われたんですね。僕的には、そりゃ少しはやり甲斐ないなとかも思ったりもしました。でも完成した曲を聴いてみたら、テクニックももちろん大事なんですけど、今回の手法をとったことにより、メッセージとしてより多くの人たちに伝わるなって感じました。今まで自分が関わったり作った曲の中でも一番直した方だし、言葉数も少ないけど伝わる曲には仕上がったと思います。

Akeem The Dream:何回くらい書き直したんですか?

Tarantula:3回?その場も入れたら4回かな。なるべく詰めたところも無いように極端に分かりやすく仕上げたので。各曲に対して、プロデュサーとしてのSouljahのイメージがしっかりと見えていたから、ぶれることなく進行して完成しました。例えば、USであれば“P. Diddy”が“Biggy”をプロデュースしたみたいって言うか、自分が目指す最終段階が見えている人だなって。

DJ Souljah:Akeem君たちのグループ “リトルトーキョー” は3人で構成されているので、まず僕がイメージするリトルトーキョーに合ったトラックを投げ、“サイコチック”かつ “ホラー”っぽい中に都会的な部分を持った曲にしたいってイメージをかっちり伝えました。それプラス、90’s要素として唯一スクラッチを入れた曲でして、そのネタ選びがAkeem君と僕が一番時間を掛けたところかな。Akeem君がグループのキーマンなので、ばっちりと整えてくれましたね。

Akeem The Dream:レコーディングの時もちゃんと導いてくれたので、非常にやりやすかったです。

DJ Souljah:Jinmen君とSALUは、すでに明確な世界観があるから、そこを壊すべくやってもらいたい内容を真逆に持って行きたく、“対女性”っていうテーマとサビとタイトルだけを決めてこれで書いて下さいって渡しました。それで、Jinmen君が書いてきたリリックに、僕とSALUが合わせていきました。僕らがイメージしていたJinmen君のハードな印象より、ピュアなものが上がってきたので、それに対してSALUにはツンデレの “ツン” の部分で展開してもらいました。最初は掛け合いもしようかって話だったんですけど、やはり一話と二話みたいな方が面白いかなって。

Jinmen Usagi:レコーディング自体はしめやかに行われましたね (笑)。一番初めにSouljahさんが聴いてくれた僕の曲は、本当に毒舌が過ぎた曲なのでハードなイメージはあったと思います (笑)。今回の曲の自分のバースは、タイトルが「Follow me」だったので彼女に対して結婚したいという気持ちを組んだ流れで書いたんですけど、SALUさんのプリプロ聴いたら「あっ、俺ミスったかも」って思うくらい本当にやばかったんです。

けど、幸いなことに俺に合わせて進行してくれたので何とか形にできました。

DJ Souljah:いわゆる二人のパブリックイメージと真逆な作品にしたかったので、ソフトで優しそうなSALUはハードに仕上げ、ハードで強そうなイメージのJinmen君はソフトに仕上げた感じです。

Jinmen Usagi:俺的にはただ単にスキルを見せるんじゃなく、意味あいが強い曲に呼んでもらえて、その意味合いがちゃんと出し切れったていうのが嬉しかったです。目先の物だけにとらわれて書くリリックじゃないものを残せたのでよかったなって思いました。



  • Jinmenusagi
    Jinmenusagi


バラエティに富んだ曲やトラックを聞いていると、ものすごく器用だなといった印象を受けたのですが、アルバムを通してのプロデュースに一番気を使ったところは?

DJ Souljah:
そうですね、中途半端に人が多いコンピレーションアルバムみたいにはならない様に気を使いました。結果、作品の人選が面白いってだけにはしたくなかったので、自分の中のテーマとゴールだけは明確にしていましたね。全部がコラボ曲っていうイメージは、おいしいのは美味しいですけど、軸がちゃんと無いと自分のイメージとは違う伝わり方をしてしまうので、そこだけはぶれないように進めていきました。

ありがとうございます。アルバムの話からは少しそれてしまうのですが、皆さんのファション感についても少しお話を聞かせていただけますか?

Akeem The Dream:
僕の場合は前提として、まずは皆んながやっていない格好というところですね。意外と保守的なんです (笑)。あとはその日の天気や気温にどれだけ対応できるか。

Tarantula:僕の場合は、髪の毛はを20年以上切ってないので、普通にしていてもどうしても目立ってしまうんです (笑)。なので、汚らしく見えないように気を使っています。それもあってか、たまに「レゲエじゃないんですか?」とかよく言われるんですけど、ラッパーだぞっていうのはありますね (笑)。基本的にはAkeem君と一緒で、人と同じようなスタイルはしたくないかな。Souljahのアルバムみたいな感じです (笑)。

ERA:僕は逆に拘りがないです。あんまりファッションに関しては気にしてないです (笑)。好きなものを着るって感じかな。

Jinmenusagi:人と同じものを着たとしても、自分が一番似合っているって雰囲気を出して着るようにしています。お金を掛けてオンリーワンになるより、自分に似合っているというとこでオンリーワンになりたいです。

Akeem The Dream:分かるなそれ!お金かければ格好が良いわけじゃないよってとこですよね。

Jinmenusagi:自分が納得した物だったら、自信持って身につけるところと、それと親から譲り受けた物は大事にしています。とにかく、服に着られないようにですかね。

DJ Souljah:そうですね、僕は新しい物を7割、歴史がある物を3割みたいなのは意識しています。全身そのブランドとか、新しいものばかりとかはあんまり好きじゃないかもです。あとはバランスくらいですかね。選曲と一緒です!

Tarantula:理想を言ったら、お洒落だからラップが上手く見えるよりかは、音楽がいけてるからお洒落だねって言われたいかな。

DJ Souljah:それが究極ですよね。


ありがとうございます!それでは、最後の質問なのですが、今後自身の活動として目指して行きたいところを聞かせていただけますか?

DJ Souljah:今回もそうですが、自分らしさを大切にして形にできたらなと思っています。次もこれだけのメンバーを集めて制作するかもしれないし。ふるプロデュースって形で、一人の人でやるかもしれないし。その時代に無いものを楽しみながら発表し続けられたらいいなと思っています。


 


しっかりとした完成のイメージを持ち、待ちに待った1stアルバムを遂にリリースした “DJ Souljah”。インタビューの最中も自然体の中にも常に周りに気を遣い、本能的な洞察力で話を進めていくあたりは、1stアルバムを聴き終わった時に感じた感覚を思い出した。まだ彼のアルバムを聴いていない読者の方には是非手に取り、じっくりと “DJ Souljahワールド” を味わっていいただきたい。今後の活動からも目が離せません。


 






cover


1stアルバム 『BE MY BEST』 詳しくはこちらから  


 


■INFO:DJ SOULJAH オフィシャルサイト


 


 


 


 


 


 


 


 


DATE : 12.26.2014 | CATEGORY : MUSIC

635pxライン画像

THROWBACK